縮毛矯正とブリーチは一緒にできる?髪に与えられるダメージを抑えるポイントをご紹介
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美容室のメニューの中でも特に毛髪の損傷が大きいのが縮毛矯正とブリーチですが、なかにはそのような縮毛矯正とブリーチの施術を「一緒に受けたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。実は、毛髪のコンディションによっては双方の施術を受けられるケースもあります。
今回は、縮毛矯正とブリーチを一緒に受ける危険性や、
毛髪への損傷を最小限に留めるポイントなどについて解説しますので、興味をお持ちの方はぜひチェックしてみてください。
縮毛矯正とブリーチを一緒に受けようとしても基本的に断られる
美容院で「縮毛矯正とブリーチを一緒に受けたい」とオーダーしても、基本的には断られます。なぜなら、縮毛矯正とブリーチは、どちらも髪の損傷が非常に大きい施術だからです。損傷の大きい施術を2つ重ねると、毛髪が耐えられずチリチリになってしまうかもしれません。
ただし、まれに縮毛矯正とブリーチを一緒にできると謳っている美容院もあるため、利用前に公式サイトなどでリサーチしておきましょう。
縮毛矯正とブリーチを一緒に行う危険性
縮毛矯正とブリーチを一緒に受けると、毛髪に大きなダメージが与えられるだけでなく、髪色に関するトラブルが起こるリスクもあります。以下では、縮毛矯正とブリーチの危険性について詳しく解説します。
毛髪が激しく傷む
ブリーチと縮毛矯正では、どちらも特殊な溶剤を毛髪に塗布します。ブリーチで使う溶剤は毛髪内部の色素を分解し、縮毛矯正で使う溶剤は毛髪内部の結合を切断します。すなわち、いずれも毛髪の構造を変化させる、非常に大きなリスクを伴う施術といえるのです。
髪へのダメージが大きい施術を重ねて行うのですから、毛髪が激しく損傷するのは避けられません。特に傷みやすい毛先は、縮れた質感になる可能性が高いです。一度毛髪が縮れてしまうと、いくらメンテナンスしても元には戻らないので、その部分はカットするしかありません。
うまく色が入らない可能性がある
ブリーチと一緒に縮毛矯正の施術を行うと、うまく色が入らない可能性があります。なぜなら縮毛矯正で用いる溶剤には、毛髪のキューティクルを開く働きがあるからです。毛髪のキューティクルが開くと、そこから色素の成分が流れていくようになるので、色が抜けるのが早くなります。
縮毛矯正とブリーチを同時にするときに押さえておくべきポイント
先ほど「縮毛矯正とブリーチは基本的に一緒に受けられない」とお伝えしましたが、毛髪のコンディションや美容師の判断によっては可能なケースもあります。しかし、髪の損傷を最小限に留めるための工夫は必須です。最後に、毛髪の損傷を抑えるためのポイントについて解説します。
ブリーチ→縮毛矯正の順番で行う
縮毛矯正とブリーチを併せて行う場合は、「ブリーチ→縮毛矯正」の順番で行うことをおすすめします。なぜなら、ブリーチの溶剤は強さを調整できませんが、縮毛矯正の場合は溶剤の強さをある程度調整できるからです。
最初にブリーチをした段階で、毛髪にどれほどの体力が残っているかがわかります。損傷の度合いに合わせて縮毛矯正の溶剤を調整すれば、髪の損傷を和らげることができます。これが、ブリーチの後に縮毛矯正をした方が良いといわれている理由です。
2週間程度様子を見る
繰り返しになりますが、縮毛矯正とブリーチは、どちらも髪の損傷が大きい施術です。そのため、2つの施術を短いスパンで行うのはおすすめできません。少なくとも2週間程度様子を見て、傷んだ毛髪のコンディションを整えてから施術を受けるようにしてください。
セルフで行うのはNG
当然かもしれませんが、縮毛矯正とブリーチを自宅で行うのはやめましょう。縮毛矯正とブリーチは、美容院の施術メニューの中でも特に難易度が高く、経験豊富な美容師でもデリケートな作業が求められる施術です。市販の溶剤を使ってセルフで施術を行うと、取り返しのつかないレベルのダメージを毛髪に与えかねません。
髪の毛は自分の見た目に大きく影響を与える大事なパーツです。ブリーチや縮毛矯正は自分で行うのではなく、プロの美容師に任せるのが賢明といえます。
熊本市で縮毛矯正やブリーチをしたいなら「美容室ラヴィエ」
今回は、縮毛矯正とブリーチを一緒に受ける危険性や、毛髪の損傷を最小限に留めるポイントなどについて解説しました。縮毛矯正とブリーチはどちらも髪の損傷が大きい施術であるため、基本的には一緒にできません。美容師としっかり相談し、髪の損傷を最小限に留めるようにしましょう。
縮毛矯正やブリーチに興味をお持ちの方は、熊本市東区にある「美容室ラヴィエ」をご利用ください。当店では、オーナーが厳選した髪にやさしいトリートメント成分を使って施術を行っております。髪にかかる負担を最小限に抑えられますので、ご用命の際はお気軽にご相談ください。