縮毛矯正とカラーはどちらが先?正しい順番や同時に行う場合のポイントをご紹介
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「縮毛矯正でくせ毛をまっすぐにして、ヘアカラーで髪色を変えたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、縮毛矯正とカラーリングを併せて行う場合には、髪へのダメージなどのリスクを把握する必要があります。
今回は、縮毛矯正とヘアカラーを併せて行う際の順番や、同時に行う場合の注意点などについて解説しますので、お困りの方はぜひ最後までご覧ください。
縮毛矯正をするとヘアカラーが入りにくい理由
一般的に、縮毛矯正をするとヘアカラーが入りにくくなるといわれています。まずは、その理由についてご紹介します。
理由①:カラー剤が染み込みにくくなるから
縮毛矯正の施術をすると、カラー剤が髪の内部に染み込みにくくなるといわれています。なぜなら、縮毛矯正で使うアイロンの熱によって、髪の毛のタンパク質が熱変性を起こして固くなるからです。この熱変性の度合いが高いほど、カラー剤が染み込みにくくなるとされています。
理由②:カラーにムラができやすくなるから
縮毛矯正の施術を受けた髪は大きなダメージを受けており、そのためダメージを受けた髪の毛の内部は栄養分が逃げ出してスカスカな状態です。これにより、健康な髪よりもカラー剤を過度に吸収してしまい、カラーにムラができてしまうことも少なくありません。特にハイトーンの明るい色合いの場合は、ムラが目立ちやすくなるため注意しましょう。
両方したいなら縮毛矯正→カラーの順番がおすすめ
前述したように、縮毛矯正とカラーリングを併せて行うとカラーが入りにくくなるおそれがあります。しかし、「縮毛矯正とカラーリングを両方受けたい」と考えている方も多いでしょう。このような場合は、縮毛矯正→ヘアカラーの順番で行うのがおすすめです。
「縮毛矯正の後にカラーリングをするとカラーが入らなくなるのでは?」と疑問に思うかもしれませんが、縮毛矯正の前にカラーリングをする方がリスクが高いです。ここからは、縮毛矯正→ヘアカラーの順番をおすすめする理由について解説します。
理由①:カラー剤の色素分解を防ぐため
一般的なカラー剤は、酸化染毛剤と呼ばれています。これは、色の素となる成分を酸化させることによって色を出していますが、カラーリングの後に縮毛矯正の薬剤を塗布すると、酸化発色した部分から酸素を奪うという性質を持っています。これにより、縮毛矯正の薬剤を塗った部分の髪が色落ちし、そこだけ不自然に明るく見えてしまうおそれがあるので、「カラーリングよりも縮毛矯正が先」だといわれているのです。
理由②:アルカリ剤によるカラーの退色を防ぐため
一般的に、縮毛矯正ではアルカリ性の薬剤が使用されます。アルカリ剤を塗布した髪の毛はキューティクルが開き、内部の成分が逃げやすい状態です。カラー剤を染み込ませた後に縮毛矯正を行うと、アルカリ剤によってキューティクルが開き、色素成分が流れ出してしまうおそれがあるため注意が必要です。
縮毛矯正とカラーは同時にできる?
仕事などで忙しく、縮毛矯正とヘアカラーのために2回美容院に通う時間がない方は、「同じ日に2つの施術を受けたい」と思うのが心情です。一般的に、縮毛矯正とヘアカラーを同時に行うのは可能といわれています。ただし、同時にできるかどうかは使用する薬剤や美容師のスキル次第であるため、気になる方は一度美容院に問い合わせておくと良いでしょう。
また、縮毛矯正とヘアカラーを同じ日にした場合、髪の毛が大きなダメージを受けるのは避けられません。髪の毛への負担を最小限に抑えるためには、トリートメントの施術も受けるなどの工夫を行いましょう。
可能なら1~2週間空けてカラーリングしよう
先ほど「縮毛矯正とヘアカラーは同時にできる」とお伝えしましたが、可能であれば日を空けるようにしてください。縮毛矯正をした髪の毛には大きな負荷がかかっているので、その直後にカラーリング剤を使用するとさらにダメージが増してしまいます。カラーリングに備えるためにも、縮毛矯正の後1~2週間程度空けてからヘアカラーの施術を受けるのが良いでしょう。
熊本市で縮毛矯正やヘアカラーをするなら「美容室ラヴィエ」
今回は、縮毛矯正とヘアカラーを併せて行う際の順番や、同時に行う場合の注意点などについて解説しました。縮毛矯正とカラーリングは、自分の見た目を大きく変える画期的な施術です。しかし、どちらも髪への負担が大きい施術なので、担当の美容師と相談してから決めるようにしてください。
縮毛矯正やカラーリングに興味をお持ちの方は、熊本市東区にある「美容室ラヴィエ」をご利用ください。当店では、トリートメント成分を含んだカラーリングや縮毛矯正といったメニューを用意しております。髪にかかる負担を最小限に抑えることができ、地域でも評判の美容室として知られておりますので、くせ毛や髪色のことでお困りでしたらぜひ一度ご相談ください。